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早く審査を受けるには? - 海外情報 台湾 -


ここでは、台湾でなるべく早く特許登録を受けたい場合や、ライバル企業より早く権利化したいという場合に役に立つ制度をご紹介します。

(1) PPH(特許審査ハイウェイ)試行プログラム

2012年5月から2年間、日台間で、こちらのページでご紹介したPPH(特許審査ハイウェイ)の試行プログラムが利用できます。

PPH申請の要件

  1. PPHの申請を行う出願が、最先にした出願と、優先権を主張している等、特定の関係にあること。
  2. PPHの申請の基礎となる出願が、特許可能と判断されている。
  3. 申請を行う出願のすべての請求項(クレーム)が、基礎となる出願の特許可能な請求項と充分に対応している。
  4. 出願について実体審査の開始の通知を受けており、台湾特許庁が最初の審査報告書を出していないこと

提出書類

  1. 特許可能な請求項の写し、中国語又は英語文による翻訳文
  2. PPHの申請の基礎となる出願のすべてのオフィスアクションの写しとその翻訳文
  3. 引用文献
  4. 請求項の対応表
  5. TIPO-JPOのPPH試行プログラムに基づく加速審査申請

上記a-dを、eに添付して提出する必要があります。

※上記 a~c は省略できる場合があります。